賃上げできる企業に勤めている人は良い。「自分はそうなので、他人は関係ない」と思う人もいるだろう。
ただ、別の視点を持つと
賃上げされない人が増えた、もしくは賃上げ以上の物価高になったとする。
生活保護受給者が増えると、社会福祉にかかる税金が増えるかもしれない。生活保護に頼らない人はどうするのか?
自殺するかもしれない。
「自殺したい人はすれば良い」と思う人がいるかもしれない。
でも人口が減れば、労働者が減る、生産力が落ちる、日本という国家の力も落ちる。
岸田政権によってさらに拍車がかかった「賃上げ」。長い間、10年20年かは覚えていないが、とにかく日本の賃金は海外に比べ低い時代が長く、それがわかっていた人は海外で働くことを選んできたと思う。
その賃上げによって「海外に流出する日本人が減る」としたら、それは良いことだが、その一方で「物価高に追いつけず自殺する人が増える」可能性もあるし、私は増えているように感じる。